17 新・所得倍増論
APU学長の出口治明さんがご紹介されていた『新・所得倍増論』を読みました。
少し前の本ですが、日本の経済の現状・理由をデータを基に、詳細に記述されています。
曖昧に日本の経済は世界のトップクラスだと言っている人は皆論破されるはず。
ポイントは
日本は数年前に中国にGDPを抜かれました。
しかし、「人口が多いからでしょ?」と考えている人も多いと思います。
それは事実ですが逆もしかり。
日本がGDPで世界2位になったのは人口が増加していたから。
もちろん生産性のような他の要員もありますが、考えれば当たり前。
だとすると、総額ではなく1人あたりを考えていくことが必要。
日本は総額では3位ですが、1人あたりで考えると27位。
受け入れ難い数字です。
これからは1人あたりを目標にすべきとわかります。
じゃあどうやって1人あたりGDP(生産性)を上げていくのかということですが、それは本書にて。
・今後はアメリカより欧州を手本にすべき
・移民政策は必要だが簡単ではない
など非常に有益な情報が多かったです。
出口治明さんがいつもおっしゃるように数字、ファクト、ロジックで説明されると分かりやすいですね(そして反論できない)。
著者の本をもっと読みたくなりました。
デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋 デービッド・アトキンソン 「新日本論」シリーズ
- 作者:デービッド・アトキンソン
- 発売日: 2016/12/09
- メディア: Kindle版
16 16歳からのはじめてのゲーム理論 鎌田雄一郎
16歳からのはじめてのゲーム理論――"世の中の意思決定"を解き明かす6.5個の物語
読了。
日経新聞の書評でサイエンスライターの竹内薫さんが2020/8/20で紹介された本です。
2020年の3冊にも選んでいらっしゃいます。
ゲーム理論とは、著者の鎌田さんが言うには
『考え悩む人が、考え悩む人たちの社会の中で、どうやって考え悩むのか、どうやって意思決定するのか、それを研究する学問』。
この、慣れていない人にはよく分からない学問について、ショートストーリーを用いて分かりやすく説明してあります。
自分が悩んでいる時は、自分だけ悩んでいると思いがちだが周りも同様に悩んでいる。
この忘れがちな事実をしっかり認識できます。
逆に自分が他人の行動を考えているのと同様に、他人も周りの行動を考えていることもわかります。
多数決でも正直に投票しなかったりするのは、周りを考えすぎているのが理由なんですね。
昨年、僕が大好きだった俳優さんが亡くなりました。
その時、どんな華々しい世界でも本人はそう見えなくても苦悩はあるという痛感しました。
周りも悩み考えている1人の人間。
この事実を忘れないようにしたいですね。
15 おいしい人生を生きる授業 出口治明
出口さんの主張はいつも一貫しています。
備忘録も含め整理したいと思います。
人生における時間のうち仕事(ワーク)は3割。残り(ライフ)が7割。
当然ライフの方が重要。
ワークはどうでもいいもの。ただ、ワークを適当にするわけではない。
どうでもいいものだからこそ、上司の顔色をうかがったりせず、自分がやりたいことをやる。
お金よりどんな生活を送りたいか。
やりたいことをやり遂げられる人はほとんどいない。
やり遂げられる方が稀。
でもそのチャレンジは続けた方がいい。
チャレンジを続けられた人が世の中を変えてきた。
チャレンジを続けられるかどうかは好きかどうか。
『おいしい生活』とは自分の好きなことにチャレンジし自由に生きること
『おいしい料理』=新鮮な材料×作り方
『おいしい生活』=知識×考える力
自分の好きなことにチャレンジし自由に生きるには「知識」と「考える力」が必要
1.知識は旺盛な好奇心を持つことで身につける
2.考える力は古典を読むと身につく(他の著書より)
考えるときのコツは
①縦(時間軸:今と昔)と横(世界:日本と他国)で比較する
②数字・ファクト・ロジックで考える
売上やコスト削減に貢献すると給与がもらえる
どれだけ貢献したかが全て(成果が大事)
高い給与がほしければ能力を磨いて結果を出すのみ
知識と考える力を身につけると給与も増える
仕事がなくなるか・どうなるかは誰にもわからない
仕事があるうちは、その仕事に一生懸命取り組む
実際になくなって身につけたもので何ができるか考える
今後日本は労働力不足になるため仕事につけない可能性は非常に低い
楽して稼ぐことは難しい
うまくいかなければ転職すればいい
仕事は変わる
むしろ変わらないと何でも澱んでいく
しかし、変わることは不安も伴う
なぜか?わからないから
勉強すれば少しずつ分かるようになる、不安が一つずつなくなっていく
仕事の不安=今の仕事でいいかわからない
勉強をして考える「何が好きか、何がやりたいか」
何がやりたいかはコロコロ変わる
その時にやりたいことをやる
やりたいことがわからない⇒当然
時間をかけて見つける
見つかるまで目の前のことを一生懸命やる
川の流れに流される中で
その場その場で一生懸命やっていると自然と道は開けていく
やりたいことがあるなら今日からやる
明日には一日分成長している
ITが発達しても知識が不要になることはない
自分の頭で考えるにはある程度の知識は必要
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
学生向けのためかいつもより『人・本・旅』についての記述が少なかったように感じましたが、大事なことは不変。
『学ぶ・考える・やりたいことを見つける
見つからなければ目の前のことを一生懸命やる』
主張はいつもシンプル。
将来を悲観せず、進んでいきたいですね。
14 会社四季報業界地図 東洋経済新報社
『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』
を読み、エスカレーターが上を向いている業界を探すために購入。
※エスカレーターが上を向いている業界
伸びている業界のこと。何もしなくても売り上げが増えていくような業界。逆もまた然り。
その意味で本書は各種業界・企業が網羅されており、非常に学びの多い書籍でした。
各業界が快晴から大雨まで6つの天気図で表わされているため分かりやすい。
例えば20年度後半・21年度の両方が快晴の業界として「リチウムイオン電池」が挙げられます。本業界は日系企業より中国・韓国が強い業界ですね。
他には「クラウド」。ここは怪物Amazonの1強。マイクロソフト・グーグルと続いており、アメリカIT企業の強さを感じます。
両方晴れは「スマート農業」。個人的になじみの薄い業界でしたが、政府の後押しもあり、裾野が拡大しているようです。
両方大雨としては「印刷」。ネット広告の拡大による印刷減とコロナによるチラシの蒸発で当面はしんどい状況が続きそうです。特に印刷以外に目を向ける大手と中小企業の差が広がりそうです。
と、このように読んでも勉強になりますし、パラパラめくっても十分に面白い。
例えば、紳士服のAOKIはカラオケやネットカフェのような娯楽施設を運営していることが分かります。
在宅ワークの広がりで紳士服はしんどくなりそうですが、娯楽施設を持っているので持ちこたえられる?いや娯楽もしんどい?等考えが広がります。
ビジネスマンなら教養のために1冊持っておくと非常に楽しめると思います。
『日本人の9割に英語はいらない』 成毛眞
以前購入したが、途中で止まっていた。
英語を勉強している今、あえて反対の意見も見ておきたいと思い再読。
著者は元マイクロソフト社長であり、HONZ代表である成毛眞さん。
タイトルを見ると英語不要論を唱える書籍に見えるが一番の主張は違う。
成毛さんが言いたいのはシンプルで『本を読もう』。
思考停止をして「とりあえず英語を学んでおけばなんとかなる」という考えに警鐘を鳴らしている。
英語よりも読書で教養を身に着ける方が先、という主張。
ーーーーー引用ーーーーー
大人になった今、学問に目覚めよう。
学問は出世や就職のための道具ではない。
英語は単なる道具であり、身につけても生きる力までは養えない。学び問えない勉強なのである。
語学ができても、思想や哲学までは養えない。コミュニケーションは、やはり思想や哲学、知識があってこそうまくなるものである。
…だから英語を学ぶのは最後でいい。その前に学ぶべきことは山ほどあるはずである。
@『毎日の英文法』のバーダマン先生もおっしゃっていた。
日本の古典から学べるのは日本人独特の感性であり、思想である。
…教養とは、自分が生まれ育った国の思想や哲学、感性などをはぐくむために必要なのである。
@成毛さんは古典より新しいものを読めという主張が多いが違う。古典でも定番中の定番は読んで当然ということなのだろうか。
英会話を習うより、本を読め!
(立花隆さんの主張)
人生の残り時間を確認しながら、最大の成果を得られるように計画を作るしかない。(そのためには)知識の系統樹が頭に入っていることが大切だ…読者に勧める読書法は「巨大書店の書棚をすべて隅から隅まで見て回ることです」。まったく同感である。
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英語についてモチベーションが下がることが書いてあったらどうしようという気持ちであったが、読書が重要だという、いつもの成毛さんで安心した 笑
英語を勉強している人、始めようとしている人にあえて読んで欲しい。
引用の最後は立花隆さん、佐藤優さん共著のぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書) より。
速攻で買ったので改めて紹介したい。
12『本を読む人だけが手にするもの』 藤原和博
読書論については定期的に購入してしまう。
自分の読書について再確認できる。
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序章
「それぞれ一人一人」の幸福をつかむための軸となる教養は、自分で獲得しなければならない。そのためには読書が欠かせない。
親や先生にとって成熟社会は未知の世界。
だからこそ、自分の糧を得る手段として読書をする必要があり、教養を磨く必要がある。
ヨーロッパは国家が宗教を発動し、個人を紡いだ。
太平洋戦争で日本は国家が宗教を発動できなくなった。
若い人は携帯メールでつながっている。(今でいうとインスタなど?)
日本のような国では自分で宗教・その代替物を持たなければならない。
どう生きるかを決める時に本を読まないままでは無理。
読書を通じて知識をインプットしないと自分の意見は出てこない。
第1章 本を読むと、何が得か?
・パチンコをするかしないか
・ケータイゲームをするかしないか
・読書をするかしないか
パチンコをせず、ケータイゲームにはまらず、読書をするだけで「8人に1人の希少な人材になれる」
一流は1時間で100万を稼ぐ。
その根底にあるのは聴衆を満足させる知識。
その知識を得るために必ず本を読んでいる。
組織的な体験(テレビ・新聞・マスメディア・広告・学校・会社・家族)の時間が多くなると、前例を疑ったり、作りだされる空気に多面的に思考するのは難しくなる。
情報に踊らされないためには個人的な体験をする機会を多く持つしかない。
リアルな体験に越したことはない。
人の人生には限りがある。本は著者を通して「個人的でリアルな体験」を味わうことができる。
テレビでは次々と情報が送られてくるため情報のみを理解することで手一杯になる。
表層の理解にとどまる。
解像度が高いものを見れば人間のイマジネーションのレベルが下がる。
ラジオは声と音しか聴こえないメディア。リスナーは想像力を掻き立てられる。
読書は想像力を掻き立てるメディアであり、能動的に情報を取りに行くメディア。
自分のやりたいことを実現させるうえで大切なものは「集中力」「バランス感覚」。
どちらも読書で身につく。
バランス感覚とは世の中と自分との適切な距離感を保つことができる能力。
読書で世界観を広げることはバランス感覚を磨くことになる。
世の中は簡単に決められない問題ばかり。
両極端の視点を獲得するには本を読み比べることが肝要。
ひたすら本を読み続けても成長することはたぶんない。
遊び・芸術を体験することで初めて脳内に幾つもの回路ができ、知識や技術が豊かになっていく。
第2章 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること
みんな一緒の正解はない。
1人1人が自ら納得する解を作り出すことができるか。
『半島を出よ』という本を読むことは村上龍さんがそれに傾けた人生を読むことにつながる。
異なる脳のかけらをくっつけることで自分の持っている脳では受容できなかったものが受容できるようになる。
脳の拡張につながる。
意図的に異質な回路をつくりだすことが受容体の形状や質を多様化させる。
簡単にいうと「乱読」。
本を読み「見方」を広げ、「味方」を増やすことで信任の量が増える。
結果的にあらゆる夢が実現しやすくなる。
第3章 読書は私の人生にこんなふうに役立った
子供がおもしろいと思うポイントは本の世界に自分自身投影できるかどうか。
見識は蓄積以外の何物でもない。
ある一定のラインを超えない限り、自分の意見を作り上げるほどのものにはならない。
人間には欠落している部分がある。
読書をすることで様々な人物の視点を獲得でき人生を鳥瞰図として見られるようになる。
人生の山は1つではない。
いくつもの連山を重ねて最後まで山づくりを繰り返すべき。
人生の後半に山並みを重ねようとおもったら、前半や中盤から仕事で登っている主峰とは違った裾野をつくっておく必要がある。
どんなコミュニティでもいい。(英語・トレ・読書)
コミュニティの中でコミュニケーションを充実させるためにも読書の蓄積が効いてくる。
300冊のブレイクスルー。年間100冊を3年。
藤原さんは300冊を超えたあたりから自分の中から言葉が溢れ出すようになった。
つながるための優秀な道具(SNS)が充実すればするほど人間が人間につながろうとする意欲やスキルをどんどん削いでしまう。
初対面で相手のどのようなインパクトを与えるかという演出に意識が向かなくなってしまう。
第4章 正解のない時代を切り拓く読書
成長社会では「情報処理能力」が求められた。
今は「情報編集力」。情報編集力は納得解を導き出す力。正解ではなく納得解。
情報編集力は5つのリテラシーと1つのスキルを磨くことで高めていくことが可能。
①コミュニケーション力:先入観を排除した乱読が重要
②ロジック力:読書で論理だけでなく論理の展開の仕方や分析手法も学べる。
③シミュレーション力:自然科学系やSF・推理小説がいい
一般的に「勘がいい」という人はシミュレーションする力が高い。
④ロールプレイング力:ノンフィクションや伝記は他人の人生を体験できる物語。
自分以外の人生も疑似体験できるのが読書。
⑤プレゼンテーション力:つなげる力が高まることはイマジネーションが豊かになることと同義
+
①クリティカルシンキング:物事を多面的に捉える
自分の考えをブラッシュアップさせる作業は、多様な考えを持つ他者とのコミュニケーションや読書を通じてできる。
※読書だけをしていても情報編集力高められない。
予期せぬ出会いが重要。
「旅」に出ること。しかも全て自分で組み立てる旅。
予定調和ではない事態にあえて自分を追い込む。
自力で対処することで子供にとって遊びに代わる経験ができる。
200ページ前後に詰まった膨大な知識の塊が1500円で手に入ると考えれば投資効率は非常に高い。
第5章 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法
読む時期や自分の置かれた環境によって、本の受け止め方は変わる。
本には人それぞれ読むのにいいタイミングがある。
だからこそ、こだわりを捨てて乱読すべき。
その時代の流れに乗っている本を手に取りなぜ売れているか考えると、時代に流れる「意識のかけら」がくみ取れる。
良い本に出合うコツはない。
そもそも良い本とは定義できないはず。
鑑定眼を磨く方法は数に当たること。
(池上さんも言っていた。だから迷ったら買う。)
自分にとって良い本に出合う機会の絶対量は読書の量を重ねれば重ねるほど多くなる。
藤原さんは3000冊読んで300冊。
それでも損ではない。
無駄な本に出合わずに効率的に本を選ぶことは無理。
新しい視点を獲得したいなら自分には相場観のないジャンルや著者の本を手に取る。
相場観を持たない分野では効率もくそもない。
全く外れる可能性も大いに歓迎する。
そのリスクをとることでリターンが得られる。
大事なので改めて。
自分に必要な本と出合いたい人は「乱読」。
自分の言葉で自分流「かわら版」を出す。
そうすることで読書がもっと楽しくなる。
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読書の効能がこれでもかと書いてあるので読み方についても
もっと語ってほしかったが
冒頭に「好きにすればいい」と書いてあるのでしょうがない…
巻末にそれを推薦書50冊があるのでチャレンジしてみよう。
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ちきりんと梅原大吾の対談→悩みどころと逃げどころ
prime readingを調べてたら、ときどさんというプロゲーマーの本があった。
それから派生して発見。
社会派ブロガーちきりんさんと日本初のプロゲーマーであり格ゲーの神である梅原大吾さんの対談本。内容は学校教育。
結果が全てのちきりんさんと、意外にもプロセス重視の梅原さん。
やりたいことがあるのは幸せだというちきりんさんと、それが結構つらいという梅原さん。
自分はどちらかというとちきりんさん寄りなので梅原さんの意見が勉強になった。
勝負に身を置く人間の厳しさ、学歴がないことによる不遇。
実際に経験してるので全て説得力があった。
野球ならイチロー、サッカーならカズのように一流はどの分野であっても深い思考をしている。
プロゲーマーにおいては梅原さん。
この思考が彼を唯一無二の存在にしていると感じた。
梅原
確かに大学を出てそれなりの会社に入っても、惨めな状況に陥ることもあるのかもしれない。それはわかります。だけど、それでも僕の経験したあの悲惨な世界よりはマシだと思うな。人間の尊厳を踏みにじられてる気がしますからね。たかだか学校に行ってないだけで。
梅原
僕だって本音としては、みんなそれぞれ自分が好きなコトに突っ込んでってほしい。そういう人が増えてほしいし、そういう人を応援したい。でも、自分が経験したあまりに過酷な世の中の現状も、しっかり伝えたい。いや、伝えないといけない。ホントに大変なんだぞって何度も脅かして、それでも「行きます、オレは行きます」って奴だけがこっち側に来ればいい。そういうことなんです。
梅原
数学って、ものすごく複雑な事象を単純化する学問だと思うんです。だから数学的な考え方のできる人は、「今は攻めたら損。守ったほうが得」と、頭の中で損得計算ができる。だから勝負事に強いんですよ。
ちきりん
あれは秋元康さんが「市場が求めてるものは何か」ってのがすごくよくわかってて大成功してる例なんですけど、学校エリートってそういうことがなかなかわからないんです。
梅原
大事なのはまっすぐに戦うこと。それで勝てればもちろん素晴らしいけど、負けてもいいんです。戦い方において自分に恥じることがなければ、負けても堂々としてればいい。たとえ負けても、その戦いによって、自分がどれだけの者として生まれてきたのか、自分の立ち位置や、自分のやってきたことの価値がわかるんですから。
学校教育というよりも生き方論に近かった。
今の生き方に疑問を感じている人はぜひ。
感じていなくても必ず学べることがあるはず。