読書や日記

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17 新・所得倍増論

デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋 デービッド・アトキンソン 「新日本論」シリーズ

 

APU学長の出口治明さんがご紹介されていた『新・所得倍増論』を読みました。

 

少し前の本ですが、日本の経済の現状・理由をデータを基に、詳細に記述されています。

曖昧に日本の経済は世界のトップクラスだと言っている人は皆論破されるはず。

 

ポイントは

  • 日本はGDPを総額で考えているという点
  • GDPの総額は人口が重要だという点

 

日本は数年前に中国にGDPを抜かれました。

しかし、「人口が多いからでしょ?」と考えている人も多いと思います。

それは事実ですが逆もしかり。

日本がGDPで世界2位になったのは人口が増加していたから。

もちろん生産性のような他の要員もありますが、考えれば当たり前。

 

だとすると、総額ではなく1人あたりを考えていくことが必要。

日本は総額では3位ですが、1人あたりで考えると27位。

受け入れ難い数字です。

これからは1人あたりを目標にすべきとわかります。

 

じゃあどうやって1人あたりGDP(生産性)を上げていくのかということですが、それは本書にて。

 

・今後はアメリカより欧州を手本にすべき

・移民政策は必要だが簡単ではない

など非常に有益な情報が多かったです。

出口治明さんがいつもおっしゃるように数字、ファクト、ロジックで説明されると分かりやすいですね(そして反論できない)。

 

著者の本をもっと読みたくなりました。